2009.06.17 Wednesday
サンダルウッド物語、古くて新しい香り「白檀」に夢中#2
千年香るサンダルウッド(白檀)
------------------------------- ●世界のサンダルウッド(白檀)事情 古来より銘木の誉れ高い樹木に「黒檀」と「紫檀」があります。それらはチークやマホガニー、ウォールナットのように硬く重く、虫などに浸食されない半永久の耐久性と木目の美しさから、最高級木材として珍重され仏像や仏壇、贅沢な調度品などに利用されてきました。 同じく仏像や仏壇などに利用された木材が「サンダルウッド(白檀)」です。サンダルウッド(白檀)の耐久性は黒檀・紫檀に及びませんが、その代わり甘く深い芳香を放ちます。 香木は多くの場合、火にくべたり焚いたりして熱を加えないと香りを発しないためお香や線香に加工されてはじめて香りを楽しめます。しかし、サンダルウッド(白檀)はそのままで香る香木です。正倉院に納められたサンダルウッド(白檀)の仏像は現在でも香ります。 そのことから「サンダルウッド(白檀)は千年香る」と言われます。要は何年香るかわからないといのが実情です。サンダルウッド(白檀)の香りの実体は、木材に含まれる精油(エッセンシャル・オイル)です。 サンダルウッド(白檀)の数珠や扇子をお持ちの方も多いでしょう。扇ぐ度に奥ゆかしい香りを漂わせるサンダルウッド(白檀)の扇子は、中国や日本で古来より貴婦人たち御用達の「オシャレ小物」です。 サンダルウッド(白檀)の英語名は「Sandalwood」(サンダルウッド(白檀))。フランス語では「Santal」(サンタル)。インドのメジャーな言語・ヒンディーでは「チャンダン」。日本語では「サンダルウッド、ビャクダン、白檀、サンタル、チャンダン」と非常に多彩な呼び名で呼ばれます。愛用者が多い証です。 サンダルウッド(白檀)の産地として、現在では世界的にインドが圧倒的に有名ですが、原産地はインドネシアとされています。サンダルウッド(白檀)はインドネシア、オーストラリアなどで産出されるほか、ニュージーランド、ハワイ、フィジー、ニューカレドニアなど太平洋諸島には広く生息しています。 (続く・・・)
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